加賀毛針(かがけばり)加賀毛針は、原材料に鳥の羽毛を使い、その接合部分に漆や金箔を施すなど、美しさと気品にあふれ、また極細の絹糸で丁寧に巻き付けているので耐久性にも優れています。近年はその技術を生かしてアクセサリーなど、時代に合った用途にも幅を広げています。
加賀竿(かがさお)加賀竿は、全天候に対して耐久性があり、かつ軽く扱いやすくするため、若竹を高熱加工して強靭さをもたせ、さらに漆塗で補強と装飾性を加えています。このようにして長期使用にも耐えられる堅牢さをもった実用的な美術工芸品ともいえる加賀竿ができあがります。
郷土玩具(きょうどがんぐ)城下町金沢の郷土玩具としては、獅子舞や加賀鳶の姿の「加賀人形」、「加賀八幡起上り」、「米喰いねずみ」、「もちつき兎」などがあります。もともと子どもたちの玩具ですが、縁起をかついだり、誕生祝いや病気見舞いにも使われているものもあります。