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2015年

企画展「加賀毛針・来し方行く末」

加賀毛針、その来し方は縫い針でした。この企画展では、400年以上の歴史を持つ目細針に焦点をあて、そこから生み出された加賀毛針、そしてその加賀毛針を応用した作品へと繋がっていく一連の流れを紹介いたします。

<出展者からのメッセージ>

1575年(天正3年)、前田利家が金沢に入場する前から針屋八郎兵衛として創業致しました。当時、人々の生活において「針」はあらゆる作業に使用されており多種多様な針が必要とされていました。針の専門店の数も多く針先や目穴の違いで使用しやすい針が求められました。

江戸時代加賀藩では武具の作成や修復の為、御細工所が創設されました。三代藩主利常の時代に武具の補修を中心とする御細工所を、藩主の生活全般にわたる調度品の製作を行う場所として組織化が始まります。百万石の加賀藩は侍の数が日本一多いわけで、参勤交代に着用した武具甲冑の修復だけでも大変な仕事でした。さらに藩主の生活調度や衣類の修復等がありますので、御細工者のなかでも針細工の需要がとても多かったようです。さらには参勤交代のお供も重要な仕事で、長い道中で傷んだ衣類や甲冑の修復に針細工が多数を占めていたようです。

その御細工所の御針所に針を納めていたのが「針屋八郎兵衛」(当店)です。今も、金沢の伝統工芸やクラフト作家もこの「針」を使い匠の作品が作られています。その針が毛鈎へと変わり、さらに現在ではその繊細で美しい毛鉤がアクセサリーとして新風を起こしています。これからも伝統の縫い針、武士により考案された加賀毛針における美と高い技術力を伝承し続け、更に新たな商品開発に取り組んでいく所存でございます。(二十代 目細勇治)

2015.03.26 Traditional Art & Craft of Ishikawa

石川県デザインセンター選定商品展「いしかわの伝統と新しい感性」

この企画展では、公益財団法人石川県デザインセンターが選定した商品を紹介します。
石川県デザインセンターでは、石川のものづくりの伝統を受け継ぎながら時代のニーズを捉えたデザインの優れた商品を選定して、販路拡大などの支援を行う「石川県デザインセンター選定商品」事業を毎年行っています。「いしかわの伝統と新しい感性」というテーマのもとに、新しい生活を提案する魅力的な作品を紹介します。

<出展者> あいうえお順

(株) イスルギ、うるしアートはりや、エイジデザイン(株)、(株) エイチツーオー、(有) 大尾嘉漆器、加波次吉漆器店、ガラス工房STUDIO plus G、(株) 青郊、たくまポタリー、名雪園代、(有) ファンタジスタ、松田苑子、(株) マルトモ商店、山﨑美和、山田睦美、de labo、taffeta/atelier taffeta、WWW Project

(ガラス)
・ときの箱 - Cyclamen(small-1)
・ときの箱 - Morning glory(small-2)
・ときの箱 - Angraecum(small-2)
 /松田 苑子

(レース・金箔)
・ハットピン  小夜曲(セレナーデ)
・ネックレス 輪舞曲(ロンド)
 /(株)エイチツーオー
  木和田 里美

2015.03.26 Traditional Art & Craft of Ishikawa

工芸館GWスペシャル・ワークショップ

「組子の基本技法を使って作るコースター」ワークショップ

今年のゴールデンウィークは、熟練の建具師さんに組子細工を教えてもらう絶好のチャンスです。コースターの制作を通して、組子の楽しさと難しさをちょっぴり味わってみませんか。

<松井裕志さんプロフィール>
1966年 石川県河北郡長塚町生まれ
1984年 金沢高等技術学校卒業後、建具修行に入る
1998年 国家検定建具製作一級技能士資格取得
2002年 灰外達夫氏に師事
受賞歴
1999年 全国建具展・労働大臣賞
2002年 全国建具展示会・東北ブロック協会長賞
2005年 第52回日本伝統工芸展入選
2002年から2013年まで石川の伝統工芸展連続入選
2006年から2014年まで現代美術展連続入選
2007、2009、2011年 木竹展入選

2015.04.21 Traditional Art & Craft of Ishikawa