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2013年

石川県デザインセンター選定商品展 「いしかわの伝統と新しい感性」

帯留:山岸紗綾



会 期:
2013年9月3日(火)- 2013年9月29日(日)
展示室:
2F 第3展示室
作品数:
54点

公益財団法人石川県デザインセンターでは、石川のものづくりの伝統を受け継ぎながら時代のニーズを捉えたデザインの優れた商品を選定して、販路拡大などの支援を行う「石川県デザインセンター
選定商品」事業を毎年行っています。「いしかわの伝統と新しい感性」というテーマのもとに、
新しい生活を提案する魅力的な作品を紹介します。



<出展者紹介>



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パープルプリーツ(ネックレス):(株)カメダ 亀田康彦



□山岸 紗綾

1981
石川県能美市生まれ
2006
金沢美術工芸大学美術工芸専攻工芸科漆・木工コース卒業
日本ジュエリーアート展2006入選(東京、他)
2010
金沢卯辰山工芸工房入所
2011
KANAZAWA LACKKUNST Exhibition / Musterring Gallery(ドイツ)
漆展 ー新しい漆のかたちー / 伊丹市立工芸センター(兵庫)
2012
国際漆展石川2012入選(石川)
日本ジュエリーアート展2012入選奨励賞受賞(東京、他)
挑戦者たちの漆展 / 銀座一穂堂(東京)

□株式会社 カメダ

1963
白山市にて設立
取扱品目 布帛婦人服、プリーツ加工商品
生産体制 企画、サンプリング、二次加工ハンドリングを含む量産まで一貫生産量産ラインは国内100%カメダ管理7ライン、

□輪島キリモト・桐本木工所:久保田 啓介

1981
石川県輪島市生まれ
2004
千葉工業大学工業デザイン学科卒業、
輪島キリモト・桐本木工所入社

□株式会社 アイプラス:石橋 雅之

2002
株式会社アイプラス発足、代表取締役に就任
2005
山中漆器の事業者7社で"NUSSHA"を立ち上げ、
フランスのメゾン・エ・オブジェに出展
2006
東京ビッグサイトにてインテリアライフスタイル展に出展、
国内販売をスタート
2011
"KANNA"が金沢ADC賞受賞、
WAO工芸ルネッサンス・プロジェクト入選

□株式会社 ヒロ:大沼 洋美

1974
金沢市生まれ
1989
北陸学院高等学校中退、留学
1993
オーストラリア・シェバリエカレッジ卒業
1997
同志社女子大学英文学科卒業
1999
大阪モード学院卒業
株式会社ワールドインダストリー岡山入社、縫製を学ぶ
2001
株式会社リドー入社
2009
株式会社ヒロ在籍
2011
「デコTシャツ」金沢ブランド優秀新製品生活関連産業部門大賞受賞
2012
「100youショール」石川ブランド認定

□輪島塗 しおやす漆器工房:塩安 眞一

1952
石川県輪島市生まれ
1974
早稲田大学理工学部機械工学科卒業
1978
塩安漆器工房勤務
1997
塩安漆器工房代表

□工房 いとあそび:松中明子

1972
石川県加賀市生まれ
1996
川島テキスタイルスクール本科修了、工房いとあそびを始める
2010
石川県デザイン展にて石川県商工会議所連合会会頭賞受賞
石川県クラフトデザイン協会会員

□杉原 万理江

1980
宮城県仙台市生まれ
2000
宮城工業高等専門学校情報デザイン学科卒業
2008
愛知県立窯業高等技術専門校陶磁器製造科修了
2011
金沢卯辰山工芸工房在籍

□輪島塗 ぬり工房 楽 LaQue:引持玉緒

1965
大阪府生まれ
1988
結婚のため輪島へ
2008
北陸先端科学技術大学院大学・石川伝統工芸イノベータ養成ユニット参加、全国の伝統工芸との異業種交流を通して輪島塗の未来を模索しつつ、工房独自の「練乾漆」技術を活用した新製品の開発に携わる

□秋友 美穂

愛知県名古屋市出身

1998
金沢美術工芸大学産業デザイン学科工芸デザイン専攻(彫金)卒業
2000
金沢美術工芸大学美術工芸研究科(彫金)修了
2005
金沢卯辰山工芸工房(金工)修了
2005-2007
 北陸学院短期大学非常勤講師(クラフト)
2010-2012
 金澤町家職人工房東山にて制作活動

金沢市工芸協会会員、加賀金工作家協会会員、安江金箔工芸館運営委員、金沢クラフトビジネス創造機構運営委員、金沢市立新竪町小学校特別非常勤講師

2013.08.27 Traditional Art & Craft of Ishikawa

家具と家具

スツール(5分の一サイズとフルサイズ)



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五分の一サイズとフルサイズの両方の作品を見て、
手作りの木の家具がどのように制作されているのかをご覧頂きます。


会 期:
2013年10月1日(火) - 12月1日 (日)
展示室:
2F 第3展示室
展示品:
45点

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左:ライティングデスク(5分の一サイズ)
中央:ハイバックチェア(5分の一サイズとフルサイズ)
右:椅子 - ミニチュアかフルサイズかわかりますか?


石川県の木工作家・木村知幸さんの作品を紹介する企画展です。五分の一サイズとフルサイズの両方の作品を見て頂くことで、手作りの木の家具がどのように制作されているのかをご覧頂くとともに、家具制作にあたって模型を制作する目的やそこに込められている制作者の想いを知って頂く事で、木の手作り家具に対する理解を深めて頂きたいと思います。


企画展では:
1.今回使用されているすべての木の実物を展示し、その特徴を説明しています。
2.6作品については、五分の一サイズとフルサイズの両方の作品を比べて見てもらえるよう模型と
 実物を並べて展示しています。
3.精巧に制作された五分の一サイズの作品を32点展示し、その制作工程についてパネルで
 紹介しています。

自分でミニチュア家具を制作するワークショップも行いますので、秋の一日を工芸館で様々な家具に囲まれてゆったりとお過ごし下さい。


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<木村知幸さんからのメッセージ >

今回展示してある小さな家具は、正確に五分の一サイズで作られたものです。「わぁーかわいい♡」「おもちゃみたい!」とか言われますが、受けをねらっているわけでなく、家具制作の1工程として作っているものです。いわば自分にとって"飛び出す図面"みたいなものです。

模型を作ることは、実際の家具を作るのと同じく大変です。パーツの形や大きさを図面の通りに切り出して、とっかえひっかえしながら細かい変更を繰り返して完成させます。時には何台も作り直して完成させます。さらには、何台も作って完成させても、実際には作らないこともあります。

しかし、なぜこんな苦労してまで模型を作るのでしょうか?  通常家具を作る際、アイディアスケッチをして図面を書いてから作りはじめます。しかし、作った後に、こんなことが起きたりしないでしょうか?

・思っていたものと違う!-お客さんはもちろん、自分自身もあります。
・強度的に大丈夫だろうか?-倒れないだろうか?  一部分に力がかかりすぎてないだろう
・作れない?-クランプで締められない、手が入らない、など。無さそうですがあります。

家具は、長くかかって育った木を使います。また、木が切られてから作られるまでに多くのエネルギーを消費しています。だから、「とりあえず作りました。気に入らなかったら壊して、又作ります。」というような気持ちで作られたのでは、悲しくなります。丈夫であることは、もちろん。素材は適切であるか?  デザインは気に入るか?  など作った後に、「もう少しこうすればよかった」という後悔を少なくしたいと思っています。

一見遠回りしているような気もしますが、より良いものを作りたいという思いから模型を作るようにしています。時間をかけて丁寧に作られたものは、使い手のもとにわたってからも、作り手の思いが伝わり、長く愛されて使われていくような気がします。

使い手と共に思い出を刻んでいってほしい。そんな思いをもちながら、小さな家具と悪戦苦闘しています。


< 木村知幸さんプロフィール >
1966
石川県生まれ
1990
東京造形大学 造形学部デザイン学科Ⅱ類卒業
1996
岐阜県 森林たくみ塾卒業
静岡県 勝見木工にて家具製作に携わる
1998
石川県にて、工房いんぎらぁと開設
現在、金沢科学技術専門学校家具クラフト学科にて木工技術を教えながら、工房いんぎらぁととして注文家具や小物の制作を行っている。



受賞歴

2000
朝日新聞社「暮らしの中の椅子展」入選
2004
高岡クラフトコンペ入選
2005
高岡クラフトコンペ入選
2010
金沢産木材活用コンペ優秀賞

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◆ 併催プログラム

「ミニチュア家具制作」ワークショップ

本企画展の出展作家・木村さんに教えてもらいながら、五分の一サイズのミニチュア家具を自分の手で作ってみましょう。木工芸がお好きな方にはベンチの制作を、初心者の方には組み立て式のシュローダーテーブルを作るワークショップです。


日 時:
10月20日(日)・11月17日(日)
両日とも10:00-12:00 / 13:00-15:00
(昼食をはさんで午前・午後で行います。)
場  所:
工芸館1F
講 師:
木村知幸さん
制作物:

ベンチの制作
実際のベンチの五分の一サイズのミニチュアを制作します。
所要時間は4-5時間です。
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シュローダーテーブルの制作
あらかじめサイズを切り揃えてある薄板に、のみやのこぎりを使って穴作り、組み立てます。
色はオリジナルデザインのものでも自分好みてもOKです。
所要時間は約3-5時間です。

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組み立て前

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完成イメージ


定 員:
上記①・②とも各5名
料 金:
① 1,000円、② 700円 (材料費)
参 加:
汚れても大丈夫な服装でご参加下さい。
予 約:
電話かメールにて事前にお申込み下さい。
TEL:076-262-2020 / Eメール:info@ishikawa-densankan.jp

※ シュローダーテーブルとは、1922年にデザインされたトーマス・リートフェルトの代表作「SCHRODERテーブル」で、RED & BLUEチェアと共に今も世界各国で愛用されています。

2013.09.24 Traditional Art & Craft of Ishikawa

90cmの世界

会 期:
2013年11月1日(金)- 2014年1月5日(日)
展示室:
2F 第4展示室
展示品:
約55点

本企画展では石川県の水引作家・長田公美子さんの作品を紹介しています。水引は祝儀袋に使われるなど日常生活で見る機会の比較的多い伝統工芸ではありますが、さて水引の材料や歴史、用途となると意外にも知らないことが多いのではないでしょうか。この企画展では、水引をその歴史、用途、材料、技法などから総合的に見て頂くために以下のような作品をご覧いただきます。


  • 1.現在ではあまり目にする事のない結納のフルセット
  • 2.通常の水引を用いた作品
  • 3.昔ながらの絹糸巻き水引を用いた作品
  • 4.特注の藍染水引を用いた作品
  • 5.新しいコンセプトの作品
  • 6.新しい結び方を用いた作品

進化する水引工芸をどうぞご堪能下さい。


<長田公美子さんからのメッセージ>

人の手によって作られるものには温もりがあるといわれます。目には見えなくても何かがそこに生まれ、伝わるのだと思います。水引は、人と人を結ぶものといわれるとおり、この仕事を通じて、私は沢山の方々と出会うことができ今日を迎えることができました。結納の仕事に携わり、水引を結びはじめてから「結び」に魅了され、知らない結びを探しては解くことを繰り返し、水引細工の創作に取り入れてきました。数百年も前に考案された結びを今もこうしてかたちにできる喜びとともに、「何か」をお伝えすることができればと思います。そして、この奥ゆかしい世界が幾久しく継がれていきますように...と願っています。


<長田公美子さんプロフィール>
1991
結納・水引細工 文福 設立
2009
「謹賀新縁」伝統と今をみつめて (金沢ガーデンホテル)
2010-2012
「金沢からお正月」・「日本のかたち」(松屋銀座)
2012
東京インターナショナルギフトショー
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング JAPAN STYLE
2013
「ゆたかな風土とゆたかな道具」(日本橋三越本店)

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◆ 併催プログラム ◆

今年のお正月は手作りで - ミニ福飾りと松竹梅の福笑いを作ろう!

本企画展の出展作家・長田さんに教えてもらいながら、水引でミニ福飾りと松竹梅の福笑いを作ります。手作りの福飾りで新しい年を迎え、松竹梅の福笑いで家族そろって楽しいお正月を過ごす、この時期にピッタリのワークショップです。


日時:
12月7日(土) 13:00 - 16:00
場所:
工芸館2F
講師:
長田公美子さん
作品サイズ:
ミニ福飾り(縦約20cm、 横約15cm)
  松竹梅の福笑い(顔の直径約20cm)
定員:
15名
料金:
ミニ福飾り ¥1,200(材料費)、松竹梅の福笑い ¥1,000(材料費)
予約:
電話かメールにて事前にお申込み下さい。
TEL: 076-262-2020 / Eメール:info@ishikawa-densankan.jp

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  ミニ福飾り   松竹梅の福笑い - パーツはすべて水引です!

2013.10.11 Traditional Art & Craft of Ishikawa