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日本を伝える仕事をつくるー伝統を今につなげる10のアイディアー

会期:
2012年3月30日(金)ー2012年5月30日(水)
展示室:
1Fエントランスホール展示スペース
作品数:
約150点


2009年、大学3年の山本 星さんは「日本の伝統を伝えること」を仕事にしようと決意し、会社を立ち上げます。伝統工芸産業が厳しい現実に直面しているなかで企業した山本さんの事例をつぶさに検証する事が、石川県でこれから伝統工芸を仕事にしていこうと考えている若い世代の人達や、商品の販売に苦慮している方々にとって、何らかのヒントを与えてくれるものと思います。 山本さんのビジネスに対するコンセプトや製品開発におけるアイディアの数々を、そのアイディアに基づいて制作された実際の製品と共に見て頂きたいと思います。

山本さんがピックアップした「自分が仕事をしていく上で指針としている10のアイディア」に基づいて、その内容と実際に制作された製品を合わせて紹介します。 山本さんの場合は、製品が1つのカテゴリーに限定されないため(テキスタイルだけ、又は陶器だけというように)、複数の製品ラインをご覧いただきます。

<山本 星 10のアイディア>

それぞれのアイディアの具体的なないようについてはぜひ工芸館で実際の製品と共にご覧ください。

1.『日本の色を日常に』
2.『寿司屋のように』
3.『シックでポップ』
4.『和への入り口になる』
5.『作品と商品の間』
6.『季節を贈る』
7.『あたらしくて普通ということ』
8.『同じデザインをリピートする』
9.『和 × 和』
10.『おばあちゃんでもわかるもの』



<作者からのメッセージ>

大学時代、写真部だった僕は「その国らしい風景を撮りたい」と思い、インドやトルコなど20の国を訪れました。しかしそこで見たのは、あまりにも西洋化した街や人でした。ふと振り返って日本を見てみると、同じことが当てはまります。けれど、外国がもっと身近になるこれからの時代にこそ、日本らしいモノやコトを見直すことが大事。そう考えた僕は「日本の文化や精神性を今に伝え、日常に取り入れる」ことを仕事にしていこうと、卒業後、就職はせずに日本の日用雑貨を企画・販売する会社をつくりました。
僕が企画している雑貨は「今までありそうでなかった」と言って頂く機会が多くありますがその背景には、伝統を取り入れながらも今の生活にあうような「仕掛け」がしてあります。今回の展示では、そんな「仕掛け」をつくるためのアイディアを10個に絞り、製品と一緒にご紹介致します。 どうぞ、ゆっくりとご覧くださいませ。

<山本 星(せい)さんプロフィール>

1985年
北海道函館市生まれ
2009年
株式会社星燈社を設立
2010年
早稲田大学法学部卒業

早稲田大学在学中、アジア・イスラム諸国を見て歩く中で「日本の良さを伝える仕事をしたい」との想いを抱き、株式会社星燈社を設立。以後、日本の伝統に倣いつつも今の生活に合った雑貨を企画・卸売することを生業とする。


◆ 併催イベント

山本 星 セミナー

「日本を伝える仕事をつくるー伝統を今につなげる起業のなかみ」

「伝統」というと取っつき難いイメージが付きまといますが、見方を変えればまだまだ開拓する余地が沢山あるとも言えます。山本さんが、星燈社で企画・デザインしている品物や、その売り方を紹介しながら「日本の伝統をいまにつなげていく」ための具体的なアイディアを語ります。

日時
5月19日(土) 15:00〜16:30
場所
工芸館1F
講師
山本 星さん
定員
20名(参加無料)
予約
5月18日(金)までに工芸館へメールか電話にてお申し込み下さい。
定員になり次第締め切らせていただきます。
(TEL:076-262-2020  メール:info@ishikawa-densankan.jp)

2012.03.30 Traditional Art & Craft of Ishikawa