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2011年

石川県デザインセンター選定商品展「いしかわの伝統と新しい感性」

●  会期
  2011年6月2日(木)- 6月28日(火)
●  展示室
  2F 第4展示室
●  作品数
  約66点


石川県デザインセンターでは、石川のものづくりの伝統を受け継ぎながら時代のニーズを捉えたグッドデザイン商品を選定して、販路拡大などの支援を行う「石川県デザインセンター選定商品」事業を毎年行っています。「いしかわの伝統と新しい感性」というテーマのもとに、新しい生活を提案する魅力的な作品が集合しました。

< 出品者 >
斉藤道代(友禅)、九谷塾(やきもの)、桐本木工所(漆)、高田美代子(やきもの)、神後幸子(漆)、針谷崇之〈蒔絵〉、松本いづみ(やきもの)、木田克之(漆)、内藤広宣 (ガラス)

併催イベント

豆まめ皿・木地仕上げ実演

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木地職人、久保田啓介さんが漆を塗る前の木地仕上げをデモンストレーションしてくれます。どのようにうさぎや猫の形を作り上げていくのか、熟練の職人さんの仕事をとくとご覧下さい。質問大歓迎!

●  日時
  6月11日 (土) 10時-12時、13時-16時
●  実演
  木地職人、久保田啓介さん


制作デモンストレーション「ウサギのはし置き」



2011.06.01 Traditional Art & Craft of Ishikawa

思い出の郷土玩具・お人形展

●  会期
  2011年6月2日(木)- 6月29日(水)
●  展示室
  1F エントランスホール展示スペース、2F 第4展示室
●  作品数
  約2,068点(土鈴:約2,000点 / 人形・郷土玩具:約68点)


石川の一般の御家庭で長く大切に手元に置かれてきた人形や郷土玩具をお借りして、広く紹介し見て頂くこの企画展は、それらの品々が作られた時代を振り返り、当時の生活について語り合える機会を共有する事を目的としています。絢爛豪華な品々を展示・紹介するのではなく、生活に密着した品々をその当時の思い出と共に展示し、一世代前、二世代前の人達がどのような思いを込めてそれらの品々と向き合ってきたのかを共に考え、語り合っていく場を提供する事を目指しています。

お借りした品々は、明治・大正・昭和の時代に作られたもので、大量生産品とは違い、一つずつ手作りされたものがほとんどです。古くなってはいても、作った職人さんの気持ちが伝わってくるような郷土玩具・お人形さんにはどこのご家庭にも「伝統工芸」が普通に存在していた時代があったことを私達に思い出させてくれます。

多くの方々が家の建て替えに際して昔大切にしていた人形や郷土玩具を手放してしまったようです。仕方のない事ではありますが、こうして少しずつ「普通であった事」が失われていっています。この機会にぜひ時代を振り返り、家族や友人と、また偶然となりでこの展示を見ている方々と様々な思いを共有して頂きたいと思っています。

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土鈴について

郷土玩具の範疇に入れられている土鈴ですが、その起源は呪的な信仰に基づいたものであると考えられています。土鈴の音色によって悪魔を払うものとされ、古くから祭祀に用いられてきました。縄文時代の遺跡や古代の祭祀遺跡から発見される事も多く、古くから呪術的信仰に用いられてきたことが推測できます。

万葉集でも鈴が歌われていますが、これらの鈴は主として貴族社会で用いられていた金属製の鈴で、縄文時代の様な土鈴ではなく、又、身につける装飾として用いられるようになっていた事が分かります。

長い歴史の中で、鈴の目的も様々に変化してきました。神社仏閣から授与される鈴守りをはじめ、おみやげ物としての土鈴、また創作土鈴など様々な土鈴が作られています。今回の企画展では宮田庸吉さんが多年にわたり収集した土鈴およそ2,000点を展示しています。その時々の土鈴製作者達が様々に工夫を凝らした土鈴の数々を、カラカラ・コロコロという軽妙な音とともにお楽しみ下さい。

< 今回の企画展にご協力頂いた方々> (あいうえお順・敬称略)

奥鶴由美子・木村外美雄・高木晴恵・高木芙美子・高橋悦子・つば甚・林 利一・久恒 三千代・松本常子・宮田庸吉・森村幸二・吉住雅佳

併催イベント

工芸館主催「けん玉教室とけん玉トーナメント大会」



簡単そうに見えて、案外難しいのがけん玉です。工芸館では郷土玩具の企画展に合わせて、子供から大人までだれでも参加できるけん玉トーナメントを開催します。Myけん玉を持って参加されるもよし、工芸館で用意している競技用けん玉でチャレンジして頂いても結構です。けん玉未経験者、大歓迎です! 優勝者には工芸館からすてきな賞品をさし上げます。奮ってエントリーして下さい。

●  日時
  6月18日(土)・19日(日曜日) 両日とも13:30-15:30
●  会場
  晴天の場合は工芸館中庭、雨天の場合は工芸館1Fホールスペース
●  参加
  無料
●  エントリー
  17日までに工芸館まで電話又はメールでエントリーして下さい。
TEL:076-262-2020  Eメール:info@ishikawa-densankan.jp
人数に余裕があれば、当日の飛び入りエントリーも可能です。
●  講師
  斉藤雅宏

2011.06.02 Traditional Art & Craft of Ishikawa

水のアイデンティティ −ボトルとグラスの小粋な関係−

会 期:
2011年6月30日(木)− 9月1日(木)
展示室:
2F 第3展示室
作品数:
約39点


 近年、「伝統工芸」はますます日常生活から乖離していく傾向にあり、作り手のみなら ず使い手の高齢化も問題になってきています。若手の作り手を刺激し、若い年齢層に も受け入れられる「日常の道具ではあっても非日常のシチュエーションを作り出せる 工芸品」の創造が求められています。工芸館ではこの様な企画展の第一弾としてこの 企画展を行います。

世界各国のミネラルウォーターの容器にはデザイン性の高い物が多くみられ、ペット ボトルではなく、ガラスのボトルも普通に流通しています。ボトルやラベルはそれぞ れ中のミネラルウォーターの「味」や特徴を感じてもらえるようにデザインされており、 個性派ぞろいという表現がぴったりです。本企画展では、県内外の工芸家の方々に制 作を依頼した「そのミネラルウォーター」を飲むための「グラス」をボトルと共に展 示することで、まさに「そのボトルの水」のアイデンティティをグラスで表現しても らおうという意欲的な試みです。本企画展をご覧になって、「このグラス」でぜひ「こ のボトルの水」を飲んでみたいと思って頂ければ幸いです。


< 展示されるミネラルウォーター >

現在日本で販売されている世界各国のミネラルウォーターの中から12種類を選び、そ のそれぞれに合わせたグラスを制作して頂きました。この企画展のために選んだ12種 類のミネラルウォーターをご紹介します。

VOSS(ボス)ノルウェー、Fene(フィネ)日本、Sant Aniol(サンタニオール)ス ペイン、GALVANINA BLU (ガルヴァ二−ナブルー)イタリア、TY NANT (ティ ナント)イギリス、willow water(ウィローウォーター)イギリス、OREZZA (オレ ッツァ)フランス、evian (エビアン)フランス、心水(シンスイ)日本、CHATELDON (シャテルドン)フランス、OGO(オゴ)オランダ、FILLICO(フィリコ)日本




< 出展作家プロフィール > (敬称略、あいうえお順)

● 相川繁隆 AIKAWA Shigetaka

1952
石川県生まれ
1976
金沢美術工芸大学 工芸デザイン科卒業
1991
工芸都市高岡クラフトコンペグランプリ
1997
美術工芸振興佐藤基金淡水翁賞
1997
通産省グッドデザイン・中小企業庁長官特別賞
1999 ‐
2001 国立高岡短期大学非常勤講師
現在
(公財)金沢芸術創造財団金沢卯辰山工芸工房館長補佐

● 有永浩太 ARINAGA Koura

1978
大阪生まれ
1998
フラウエナウ・サマーアカデミー(ドイツ)短期留学
2001
倉敷芸術科学大学 芸術学部工芸学科ガラス工芸コース卒業
2001 −
2003 四季の里ガラス工房(福島県)スタッフ
2004 −
2009 新島ガラスアートセンター(東京都)スタッフ
現在
金沢卯辰山工芸工房 ガラス専門員

● 浅野恵理子 ASANO Eriko

2008
富山ガラス造形研究所造形科卒業
2010
富山ガラス造形研究所 研究科卒業
2011
金沢卯辰山工芸工房入所

● 藤井友梨香 FUJII Yurika

2007
内田敏樹朝日カルチャースクールとんぼ玉クラスアシスト
2008
女子美術大学 ガラスコース卒業
2008
彩グラススタジオ研修生
2009
彩グラススタジオ勤務
2010
富山ガラス工房所属

● 藤田紗代 FUJITA Sayo

1981
千葉県生まれ
2009
第27回朝日クラフト展 入選
2009
第13回新生展 入選
2009
第2回volvo アート&デザインコンペティション2009 優秀賞
2010
第49回日本クラフト展 丸の内賞
2010
国際ガラス展・金沢2010 奨励賞
2011
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程工芸専攻ガラス造形領域修了
博士号取得(博美第334号)
2011
第4回現代ガラス大賞展・富山 2011 優秀賞

● 梶原朋子 KAJIHARA Tomoko

1982
富山県生まれ
2005
女子美術大学 芸術学部 メディアアート学科卒業
2007
富山ガラス造形研究所 造形科卒業
2008
第3回 現代ガラス大賞展・富山 2008 入選
2009
第4回 現代ガラス展 in 山陽小野田 三輪休雪審査員賞
現 在
富山ガラス工房スタッフ

● 加藤裕也 KATO Yuya

1983
岐阜県生まれ
2006
倉敷芸術科学大学 芸術学部工芸ガラスコース卒業
2006 −
2008 新島ガラスアートセンター (スタッフ)
2011
金沢卯辰山工芸工房入所

● 松下祥子 MATSUSHITA Shoko

1986
富山県生まれ
2009
富山ガラス造形研究所 造形科卒業
2010
越中アートフェスタ2010佳作
2011
富山ガラス造形研究所 研究科修了
現 在
富山ガラス工房スタッフ

● 森 康一朗 MORI Koichiro

1987
香川県生まれ
2005
香川県立高松工芸高等学校 漆芸科卒業
2009
倉敷芸術科学大学 芸術学部 工芸デザイン学科卒業
現 在
富山ガラス工房所属

● 野田雄一 NODA Yuichi

1955
徳島県生まれ
1978
徳島大学入学
1988
ユ88 空間造形富山 大賞、国際ガラス工芸展ユ88 銀賞、あすを拓く美術展 大賞
2002
北日本新聞芸術選奨受賞
2003
第4回北日本美術大賞展 選奨賞受賞
2004
第5回北日本美術大賞展 大賞受賞
2006
ユ05 日本のガラス展「第10回記念黄金崎観客賞
2007
第4回円空大賞展 円空賞受賞
2008
「ローマ賞典祭」 ローマ市民賞受賞
現 在
富山ガラス工房工房館長、富山ガラス造形研究所教授

● 齊藤晃子 SAITO Akiko

1984
兵庫県生まれ
2007
倉敷芸術科学大学 芸術学部工芸学科卒業
2009
倉敷芸術科学大学 大学院芸術研究科工芸専攻修了
ハリオグラス株式会社古河工場勤務
2011
金沢卯辰山工芸工房入所

● 佐々木俊仁 SASAKI Shunji

1987
岩手県生まれ
2007
秋田公立美術工芸短期大学 工芸美術学科ガラスコース卒業
グラススタジオ ポンテ勤務
2009
富山ガラス工房所属
2010
ビアマグランカイ8 入選
2011
第5回 酒の器展 入選

● 篠崎 恵 SHINOZAKI Megumi

1973
福岡県生まれ
1996
九州産業大学 芸術学部デザイン学科卒業
1997
(株)エー・ジー・クルーにてステンドグラス制作
2004
富山ガラス造形研究所 造形科卒業
2006
秋田公立美術工芸短期大学ガラスコース 教務補助
2010
富山ガラス工房所属

● 高木基栄 TAKAGI Motohide

2007
愛知教育大学 生涯教育課程造形文化コース卒業
2010
富山ガラス造形研究所卒業
2010
金沢卯辰山工芸工房入所

● 竹田舞由子 TAKEDA Mayuko

1986
熊本県生まれ
2007
秋田公立美術工芸短期大学 工芸美術学科ガラスコース卒業
2009 ‐
2011富山ガラス工房 体験アシスタント
現在
富山ガラス工房スタッフ

● 時澤真美 TOKIZAWA Mami

1978
京都府生まれ
2004
愛知教育大学造形文化コース ガラス専攻卒業
2006
富山ガラス造形研究所 造形科卒業
富山ガラス造形研究所助手
2007
Young Glass 2007 (デンマーク) 入選
2008・
2009 日本クラフト展 奨励賞
2009
KOGANEZAKI・器のかたち・現代ガラス展 入選
2009
富山ガラス工房所属

● 豊岡伸安 TOYOOKA Nobuyasu

1979
福井県生まれ
1999
富山ガラス造形研究所 造形科卒業
2001
富山ガラス造形研究所 研究科卒業
第3回 現代ガラスの美展 in 薩摩 優秀賞
第1回 現代ガラス展 in おのだ 審査員賞
2006
富山ガラス工房所属
2008
第3回 現代ガラス大賞展富山 2008 入選

● 塚原 梢 TSUKAHARA Kozue

1986
神奈川県生まれ
2010
武蔵野美術大学 造形学部工芸工業デザイン学科ガラス専攻卒業
武蔵野美術大学ガラス研究室教務補助員
2011
金沢卯辰山工芸工房入所

● 横山翔平 YOKOYAMA Shohei

1985
岡山県生まれ
2008
大阪芸術大学卒業
2008 −
2011 大阪芸術大学非常勤副手
2011
金沢卯辰山工芸工房入所

● 和田修次郎 WADA Shujiro

1967
東京都生まれ
1996
山谷硝子工業勤務
1999
ガラス・マニアックス勤務
2002
富山ガラス工房所属
富山市美術展工芸部門 優秀賞
2004
朝日現代クラフト展 入選
2005
朝日現代クラフト展 入選
協賛: 一般社団法人 アクアミネラーレ協会、AQUA STORE


併催イベント

工芸館ウォーター・バー

展示されているミネラルウォーターを実際に味わって頂ける「工芸館ウォーター・バ ー」をOPENします。世界のトップレストランでも提供されている世界各国の水の味 をぜひこの機会にお楽しみ下さい。

アクアソムリエの荒木さんがミネラルウォーターについていろいろと教えてくれます。

日時:
7月・8月の火曜日、木曜日、土曜日
9:00〜12:00(8月20日土曜日を除く)
会場:
工芸館1F セルフカフェ

販売予定のミネラルウォーター:
銘柄:
VOSS(ボス)ノルウェー、Fene(フィネ)日本、Sant Aniol(サンタニオール)スペイン、GALVANINA BLU (ガルヴァ二−ナブルー)イタリア、TY NANT (ティナント)イギリス、willow water(ウィローウォーター)イギリス、OREZZA (オレッツァ)フランス、心水(シンスイ)日本、CHATELDON(シャテルドン)フランス、OGO(オゴ)オランダ、FILLICO(フィリコ)日本、ROCCHETTA(ロケッタ)イタリア、Island Chill (アイランドチル)フィジー、BERNINA(ベルニーナ)イタリア、金沢の水
販売:
ミネラルウォーターはすべて有料で、ボトルでの販売となります。もちろんお洒落なボトルはお持ち帰りいただけます。


ミネラルウォーター・セミナー

日時:
8月27日(土) 11:00〜11:30
会場:
工芸館1F セルフカフェ
テーマ:
「世界の水と金沢の水の違い」
講師:
荒木 心さん(アクアソムリエ)
参加:
¥500(試飲して頂くミネラルウォーターの料金です)
予約:
予約が必要ですので、電話かEメール(info@ishikawa-densankan.jp)にて前日までにお申し込み下さい。

2011.06.24 Traditional Art & Craft of Ishikawa